県内では2020年10月23日新型コロナへの感染が確認されていた高齢者1人の死亡が確認されました。また新たに46人の新規感染者が確認され、そのうち10人は自民党の県議会議員です。
県によりますと死亡が確認されたのは90歳以上の女性で2020年10月6日に新型コロナへの感染が確認され、治療を受けていましたが、10月22日に死亡が確認されました。これで県内で新型コロナに感染し死亡が確認されたの58人となりました。
10月23日、新たに10代から90歳以上の男女、あわせて46人の感染が確認されました。県や議会事務局によると10月23日に感染が確認された46人のうち、10人は自民党県連の中川京貴会長を含む、自民党県連所属の県議会議員です。
自民党県連の県議団18人は2020年10月月18日から21日まで宮古地区や八重山地区を視察で訪問し、その際、会食なども行っていました。10月22日になって座波一議員の感染が確認されたことから、同行していた議員17人のうち16人が10月22日までに検査を実施したところ、座波議員以外に9人の感染が確認されました。この自民党県議団の感染を県は集団感染、クラスターと認定しています。
県議の感染を受けて玉城知事は10月23日の会見で改めて感染対策の徹底を呼びかけました。
玉城知事は「できる範囲でお一人おひとりがコロナ対策の当たり前の生活様式で毎日続けていただくことが大切だろうと認識しています」と述べました。