家族の健康や一年の平和を祈願する「初詣」、護国神社では2021年の正月三が日の初詣に向けた新型コロナ対策を進めています。
「新型コロナの影響でこちらの神社では来年の初詣はいつものお参りとはいかないようです」
護国神社では初詣で人が込み合うことが予想されるため境内の拝殿までの参道に1.2メートル間隔でラインを引いた他、賽銭箱も、例年より3倍大きい15メートルの幅にして密を避けるようにしました。
さらに、手水を使う施設や振る舞い酒は取りやめ、拝殿での家内安全や厄払いなどの祈願は家族5人までに制限します。
護国神社 前原万岐権禰宜「三が日に限らず2月の節分までに、空いてる時期を見計らってご家族でお参りいただければよろしいと思います」
護国神社では例年より3割ほど少ないおよそ19万人の参拝者を見込んでいます。
新型コロナ新規感染者32人
新年を迎えるまでに収束するのでしょうか…県内では12月18日新たに10歳未満から80代までの男女あわせて32人が新型コロナに感染したことが確認されました。
32人の感染者のうち19人が家庭内や会食などで感染者と接触があり残り13人の感染経路は調査中となっています。
県の警戒レベルを判断する7つの指標のうち「病床占有率」「療養者数」の2つの項目でレベルが下がり「感染蔓延期」だった項目は11月14日以来、ゼロとなりました。
県は改めて年末年始の飲み会などは4人以下で行い、感染防止策を取るよう協力を呼びかけています。