子どもたちに広がっている新型コロナを食い止めるため、県は県立学校を2週間休校にすることを決めました。玉城知事は会見で「ここで踏ん張らなければ医療崩壊を招いてしまいかねない非常に重要な局面です」と述べました。
県立学校の休校は来週月曜日の7日から20日までの原則2週間で、県は各市町村の小・中学校にも同じような対応を取るよう依頼するとしています。これまで条件付きで認められていた部活動も中止です。
高校生は「友達と一緒に切磋琢磨しあいながら勉強できないというのはデメリットですけどこうやって、コロナの感染が防げるんだったら、非常に有効な判断だったと思います」と話しました。
県立中部病院・感染症内科の髙山義浩医師は「子どもたちを守ために休校をする。大人たちが行動を自粛していく、感染を広げないために行動を取るということがセットで行われてはじめて、休校ということの意味が出てくる」と述べました。
また、人の流れを抑制するためにこれまで実施していた大型商業施設などへの時短要請はあまり効果がなかったことから、6月5日から土・日の休業を求めることにもなっています。