新規感染者数が21日連続で前の週の同じ曜日を下回りましたが県内で初めてインド型の変異ウイルスが確認されました。県内では6月24日新たに高齢者4人の死亡と男女合わせて62人が新型コロナに感染したことが分かりました。
県は6月24日、新型コロナに感染し治療していた70代から80代の男女4人が死亡したと発表し、2021年6月に入ってきょうまでに死亡が確認されたのは24人となりました。県内で亡くなった人の数は累計で175人となっています。
6月24日新たに県内で感染が確認されたのは、10歳未満から90歳以上までの男女あわせて62人で、21日連続で前の週の同じ曜日を下回り、県内の累計感染者数は2万390人となりました。
居住地別にみると、最も多かったのは那覇市で23人、次いでうるま市が8人、浦添市が6人となっています。また県は6月24日2人の陽性者から感染力が強いとされるインド型の変異ウイルスを確認したと発表しました。
確認された1人について県は、東京から来た人との接触を確認していて、さらに詳しい行動履歴などを調査しているということです。県では、「県外から来た方との接触も一つのリスクとして考えて、しっかり対策をすることが必要」として、「変異ウイルスが広がると感染がリバウンドする可能性があるため、いま一度気をひきしめてほしい」と注意を呼び掛けています。