県の新型コロナウイルス対策専門家会議が6日夜に開かれ、県内で感染者が急増する中、特に妊婦の感染や子どもの症状が悪化する事例が増加していると報告されました。
6日夜に開かれた県の新型コロナ専門家会議では、県内の感染者が急増する中、妊婦の感染者が7月は1か月で34人の感染が確認されているのに対し、8月は5日までに32人の感染が確認され、急増していることが報告されました。
7月26日からの1週間の感染者を職業別で見たところ、最も多かったのは小学生となっていて、デルタ株が県内で確認されて以降、重症で搬送されたり中等症で入院したりする小児患者も確認され、子どもの重症化の兆しがある可能性が指摘されています。
また、委員からは現在感染の中心となっている若い世代に当事者意識を持ってもらうことや、県・医療界・経済界などが共同で発出した緊急メッセージを遵守してもらう必要があるとの意見が上がりました。