入院治療が必要な新型コロナ患者の入院調整が整うまでの措置を行う施設が14日報道陣に公開されました。
入院待機ステーションは入院治療が必要な新型コロナ患者の入院調整が整うまで酸素投与などの措置を施しながら待機する施設です。
運用を始めた6月12日から8月14日の朝までに受け入れた患者97人のうち93人が今月に入ってからの受け入れとなっていて、医療体制のひっ迫の度合いを物語っています。
入院待機ステーション医療統括北原佑介医師は「病院に行きたい、行くべきだった人がスッと病院に行けないのは現実。まずいったん受け入れるというところを最後までやり切れるように、希望を少しずつ広げていかないといけないと思う」と話していました。
施設では30床に対応できるよう現在体制を整えています。