国連の元特別報告者を招き精神保健を考えるシンポジウムが21日、土曜日に開かれます。
沖縄の精神保健などを考えるために開催される今回のシンポジウムは県精神保健福祉会連合会などが主催するものです。
実行委員会などによると精神科に入院した際に日本の法制度では最小限の拘束はやむを得ないものとして認められていますが国連の障害者権利委員会は2022年9月に身体拘束や本人が同意しない強制入院について「廃止」を求めています。
シンポジウムでは国連の元特別報告者でリトアニア出身の医師、ダニウス・プラスさんや入院した際に身体拘束をされた経験を持つ当事者などが意見を交わす予定です。シンポジウムは21日土曜日に那覇市の教育福祉会館で行われます。