沖縄が抱える健康課題や今後の対策について意見を交わす会合が開かれました。
2014年度に始まった県の健康増進計画が最終年度を迎えていることから、目標項目の達成状況などが報告されました。
「がん検診の充実」や「検診受診率の向上」などの項目では目標値達成、または改善傾向が見られました。
ただ、メタボの人や予備軍の減少、肝機能に異常がある人の減少など、設定された項目の2割以上が悪化していました。なかでも、働き盛り世代を中心とした若い世代での悪化が顕著になっていたということです。
県は3月末に現在の計画の最終報告をとりまとめ、2023年度は次の10年に向けて計画の策定が進められます。