家事や家族の世話を日常的に担っている子ども、いわゆる「ヤングケアラー」が沖縄県内に推定で約7450人いることが県の調査で明らかになりました。
「ヤングケアラー」の実態を把握するため、沖縄県は2022年9月から約1カ月半かけて小学5年生から高校3年生まで県内すべての児童と生徒約13万6000人にアンケートを取りました。
家族の世話を『週3回以上行う』などしている「ヤングケアラー」は全体の5.5%にあたる約7450人にのぼることがわかりました。そのうち学業などに影響が出ている子どもは2450人で、率にして1.8%でした。
玉城知事「支援につなげる取り組みをさらに強化してく必要があるということの実態を明らかにしたものと受け止めている」
玉城知事は専門家の意見を聞きながら、早期に対策に乗り出す考えを示しました。