医学の研究者が世界各国から集まって健康長寿をテーマに議論を深めるシンポジウムが沖縄県恩納村で開かれています。
沖縄科学技術大学院大学・OISTが会場となっている「KeySymposium」では、「長寿と健康長寿」をテーマに世界各国の研究者が一堂に会して「老化」に関する最新の研究結果を発表したり今後の研究に関する議論が行われたりしています。
基調講演で沖縄長寿科学研究センターの鈴木信センター長は健康な高齢者を調査した結果をもとに生きがいや使命感を持って生活することが健康長寿の秘訣になっていると紹介しました。
さらに、長寿県「沖縄」と言われる背景には「食文化」をはじめ「身体活動が盛んであること」や「社会的・精神的自立にもとづく自助努力」「相互扶助の社会ステム」の4つの要素があると発表しました。
シンポジウムは5月13日までです。