沖縄市コザを舞台にした映画「遠いところ」をきっかけに「若年妊産婦」の支援に向けた意見交換会が開かれました。
10月6日、那覇市で若くして妊娠や出産の経験がある「若年妊産婦」のリアルを描いた映画「遠いところ」をきっかけとして様々な支援の取り組みについて話し合う意見交換会が開かれました。
会を開いたのは若年妊産婦の支援活動などに取り組んでいるおきなわ子ども未来ネットーワークでタレントの嘉数ゆりさんや食料支援に取り組むゴージャス理恵さんなどがパネリストとして登壇しました。
ゴージャス理枝さん「沖縄の人たちがまず沖縄の(貧困の)現状を知ること。そして、出来る人たちができることをやる。ほんとに声かけひとつでもいいと思う」
会場に集まった参加者からは行政と民間の連携をはじめ支援が必要な人へ向けてきちんと情報を届けること、親に対しても自立支援を行い負の連鎖を断ち切ること、地域で子どもの居場所をつくる必要性について意見が出ました。
会を主催した山内優子代表は会をきっかけに、「支援の一歩に踏み出すことが出来れば」と述べ、「今後も支援につながる場をつくっていきたい」としています。