那覇市保健所は先週までに梅毒の感染者が過去最多になったと発表し症状に気づいたら早めに医療機関に受診するよう呼びかけています。
那覇市保健所によりますと1月から10月18日までに確認された梅毒の感染者は39人で、2022年の感染者38人を超え2年連続で過去最多となりました。
39人のうち4人は妊婦で、市は妊婦が感染した場合流産や死産、早産などの原因となりうるほか生まれてくる赤ちゃんに先天性の障がいを引き起こす可能性があるとして気になる症状が出た場合は早めに医療機関への受診を呼びかています。
梅毒は、ほとんどの場合性的接触が原因とされる感染症で性器や肛門、口、唇に痛みやかゆみがないしこりができたり、全身に発疹が現れたりします。
2023年は、県内で10月8日時点で108人の感染者が確認されています。早期発見のため保健所で、匿名や無料で検査を受けられるということです。