医療の進歩により発症や感染リスクを大きく減らすことができる病気・HIVへの正しい知識を持ってもらおうと、22日、那覇市で勉強会が開かれました。
これは、琉球大学付属病院で治療を受けたエイズの患者が、退院できる状態になった後も、多くの介護施設から受け入れを拒否されていることを受けて開かれたものです。
22日は県内の45ヵ所有料老人ホームからおよそ90人が参加。琉球大学第一内科の建山正男准教授は「厚生労働省の通達では感染症を理由に入所を拒否することはできない。介護現場の中で正しい知識を共有してほしい」と呼び掛けました。
県内の2014年のHIV感染者は22人エイズ患者が11人ととなっています。