子どもの貧困と医療費の窓口無料化について考えるシンポジウムが15日に那覇市で開かれました。
これは、社会保障推進協議会が主催したもので、シンポジウムでは中学卒業まで子どもの医療費の窓口無料化を実現している南風原町の事例を紹介。その中では、貧困や孤立の原因を分析し、町内の孤立する子どもを365日ケアする「子ども元気ルーム」を設置して、様々な生活支援をしている事例が紹介されました。
また、無料化することで、これまで通院をためらっていた貧困世帯の子どもたちが費用の心配なく通院できるようになったことがデータで紹介され、参加者は熱心に聞き入っていました。