アメリカ軍ヘリからの落下が疑われる部品が見つかった宜野湾市の保育園の父母会が、園の上空を飛ばないよう政府に直接訴えました。
宜野湾市の緑ヶ丘保育園では、2017年12月、大きな音とともにアメリカ軍ヘリの部品が屋根の上で見つかっています。
2月13日に上京した父母会の代表者らは、これまでに集めた約12万7000筆の署名を携え、面会した内閣官房や外務省、防衛省の担当者らに対し、保育園の上空を飛ばないよう直接求めました。
要請で知念優希子父母会副会長は「そちらにとっては、数十分でも、こちらにとってはこれから一生関わること。12万筆も(署名を)集めて、お母さんたちが省庁に出向いていること自体、恥ずかしいと思ってほしい」と話しました。これに対し、担当者は終始「アメリカ側が調査中」と述べるに留まりました。
父母会では2月14日に外国特派員向けに会見し、海外に対しても苦しい現状を訴えることにしています。