県内では9日新たに新型コロナウイルスの感染者が3人確認されました。このうち2人は二次感染などとみられています。
県保健医療部糸数公統括監は「沖縄県において、新たに3人の新型コロナウイルス感染患者が発生したことをお知らせします」と話していました。
県は9日も新たに新型コロナに感染した人が3人いると発表しました。感染が確認されたのは20代から70代の男女3人です。
このうち70代の女性は4日に感染が確認された70代の男性と同居している家族だということです。また他の一人は、県外の大学に進学し、沖縄に帰省していた20代の男子大学生で、この大学生が3月末に食事をした友人も県外で感染が確認されているということです。もう一人の大学生については感染経路が不明となっています。
一方、7日に感染が確認された20代女性が南部病院の看護師であることがわかりました。南部病院によりますと、20代の女性看護師は3月30日の勤務を終えたあと、倦怠感を覚え医療機関を受診しました。院内で感染した可能性は低いということですが、同僚14人が濃厚接触者として、2週間の自宅待機となっています。病院は、入院患者や来院した人については濃厚接触者にあたらないと、ホームページで発表しています。
感染者がでたことを受け、病棟の消毒や外来を一部制限するとともに、2週間、患者の入退院を控えるなどの対策を行っています。県内で医療関係者の感染がわかったのは初めてです。