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新型コロナ県内医療の現状は

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新型コロナ県内医療の現状は

ここからは最新の感染状況を見ていきます。8月19日新たに感染が確認されたのは71人。これで、県内の感染者数は1700人を超えました。

7月以降だけを見ても1600人を超えています。19日を含めた直近1週間では100人を超える日もありましたが、ここ数日は50人を下回る日もあって、新規感染者の合計は453人となっています。

県はこうした状況について18日、緊急事態宣言による外出自粛の効果が一定程度出ているとしていましたが、今週は1日あたり50人程度の感染者が出ると想定しているとしています。

そして、医療の現状です。病院に入院しているのは381人で、そのうち14人が重症、(酸素の吸入などが必要な)中等症の患者が107人に増えています。治療を受けられるベッドを患者が使っている割合は計算上100%を超えていますが、現実的には患者の受け入れができていて、ベッドがほぼ埋まったという状況です。

また、重症患者が占める割合は43.8%です。現在、入院調整中で自宅待機となっている人は165人です。18日より100人近く減りました。

一方、感染者が急増した7月以降、病院で治療を受けて退院したのは795人です。感染がわかった人のうち半分近くの人が退院していますが、患者が退院するとすぐに別の患者でベッドが埋まる状況が垣間見えます。

そして県内では集団感染、いわゆるクラスターがこれまでに15カ所で発生しています。当初は那覇市松山など、夜の繁華街での発生が目立っていましたが、各所に広がり、ここ最近目立つのは病院での発生です。那覇市にある沖縄協同病院でクラスターが確認され、県内の病院でのクラスターは4カ所となっています。

また重症化のリスクが高い高齢者が利用する施設でもクラスターが発生していて、特にうるま市のデイサービス施設では34人の感染が確認され、そのうち25人は施設の利用者となっています。


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