新型コロナ感染者について、県内では16日、新たに27人が確認され、アメリカ軍からは県に感染者1人の報告がありました。また県庁ではこれまでに職員6人の感染がわかっており、県は県庁内でクラスターが発生したと発表しました。
県によりますと県内では16日、新たに10代から90歳以上の男女27人の感染が確認されました。これでコロナの感染者は累計で3768人となりました。
新規感染者27人のうち、10人が職場内や会食、家庭内などで感染したことがわかっていて、17人は感染経路不明だということです。
またアメリカ軍から県に対して15日、普天間基地で1人の感染が確認されたと報告があり、アメリカ軍の感染者数はこれまでで累計436人となっています。
職員5人の感染がわかった県環境整備課ではこの5人と接触あったとしてPCR検査を受けていた職員のうち、新たに1人の感染が確認されました。これまでに職員の感染者は6人となり、県は27例目のクラスターと認定しました。感染がわかった職員6人のうち5人は11月6日に会食をしていました。県環境整備課では今後、残りの職員22人全員がPCR検査を受けることになっています。
県庁内でクラスターが発生したことを受け、県は全職員に対して「県民に不審を抱かれることがないように行動し、感染防止、拡大防止策を徹底するよう」にと呼びかけました。
また、玉城知事はのどの痛みを訴えて午後の日程を取りやめました。県によりますと玉城知事は庁内放送の「モーニングSMILE」終了後、のどの調子が優れないとの理由で退庁し、医療機関を受診しました。発熱はしておらず、17日は登庁する予定だということです。