県が急きょ不要不急の外出などを控えるように改めて求めた第5波は、一体いつまで続くのでしょうか。県内では8月3日、新たに467人の感染と高齢者1人の死亡が確認されました。感染者は22日間連続で前の週の同じ曜日を上回り、過去最多となりました。
県によりますと8月3日新たに10歳未満から80代の男女あわせて467人が新型コロナに感染したことがわかり、これまでで最も多かった先月31日を上回り、過去最多となりました。前の週の同じ曜日を22日連続で上回っています。
感染した人のうち、6割以上を占める296人の感染経路が不明です。感染経路がわかっている171人のうち、最も多かったのが家族内で99人でした。
年代別では20代の117人が最多で、次いで30代の76人、10代の75人、40代の63人などとなっていて、県が警戒してる若い世代での感染の広がりが顕著となっています。
妊婦の感染も懸念されています。7月21日から10日間で26人の感染が判明していて、県では妊婦がいる家族に対し、外出自粛や会食自粛の徹底を求めるとともに、主治医と相談しながらワクチンを接種してほしいと呼びかけました。
8月4日の感染者数は8月3日を上回る可能性が非常に高く、県は今後の感染状況について、実効再生産数をもとにした分析をすることにしています。
県内では8月3日、新たにうるま市に住む90代の男性の死亡も確認されています。