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「緊急事態」いつまで… 飲食店に悲鳴

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感染を抑え込むために緊急事態宣言は必要な措置ではありますが経済への影響は避けて通れません。延長が続けばそれだけ回復に向けた動きは足止めを食らうことになり飲食店は「もう耐えられない」と悲痛な嘆きをあげています。

じろう桜店主 島津敦さん「もうどうしよう。としか言いようがないです。今年もうほとんど仕事がまともにできてない状況で」

来月12日までの延長が決まった緊急事態宣言。多くの人に我慢を強いる状況が4カ月近くに及ぶことになります。

こちらのもつ鍋店では時短営業に応じた営業ができないことなどから、まん延防止措置の期間中だった4月上旬から休業を続けてきました。

じろう桜店主 島津敦さん「まともに1カ月仕事したの3月だけです。よくなる状況は何一つないんだけど、ただもうできることをやるだけ。耐えるしかないんですよね」

「緊急事態」いつまで… 飲食店に悲鳴

そんな中、何とか収入を確保しようとデリバリーや持ち帰りのサービスを始めました。しかし、長期化するこの状況に給付金が支給されるタイミングも遅いと感じていて、休業し続けることへの我慢の限界だと言います。

記者質問Qこれ以上給付金が遅れると営業しようかなと揺らいだりは? じろう桜店主 島津敦さん「もう瀬戸際です。これ以上遅れるようだったら、なんのために仕事をして、この要請を聞いて我慢して耐えている意味がなくなるんです」

この状況に耐えかねて、すでに営業を再開する店も出てきていて不公平感をぬぐえないと不満を口にします。

じろう桜店主 島津敦さん「要請に従っていない店がどんどんどんどん出ていて、そういう店に行く人も増えているんですよね。それを見るとほんとに腹立つんですよね。どういう状況で仕事をして、そこで飲んでいるのか」

じろう桜店主 島津敦さん「やっぱりちゃんと極力守って、再開した時にはきれいな気持ちで来てほしいし、自分も長い間待ってくれてありがとうっていう気持ちで迎え入れしたいんで、それはもう信用しかない」

  「緊急事態」いつまで… 飲食店に悲鳴

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