県内の2021年の梅毒の患者数は77人で最も多かった2018年の数を上回り過去最多となっています。
梅毒は主に性的接触でうつる感染症で治療せずに放置した場合、脳や心臓に重大な合併症を引き起こす可能性や妊婦が感染した場合、子どもに難聴などの障害が起こる可能性があります。
県によりますと県内の2021年の梅毒の患者数は2021年11月21日時点で77人となっていてこれまでで最も多かった2018年の74人をすでに上回り過去最多となっています。
男女別の内訳では男性が58人、女性が19人となっていてそのほとんどが性的接触による感染となっています。県は早期発見・早期治療が重要だとして皮膚や粘膜に異常がある場合は早めに医療機関を受診することを呼びかけています。
なお、県内の保健所では無料・匿名での検査も実施しています。