歯止めが利かない新型コロナの感染拡大、まん延防止措置の延長も考えないといけない状況が差し迫っています。県内では1月20日新たに1309人の感染者が確認され爆発的な感染が続く年明け以降、20日間で感染者数が2万人を超えました。
玉城知事「警戒レベルを引き上げ、関係機関と連携し、さらなる取り組みと体制の拡充について実施してまいります。県警戒レベルの判断指標は三つがレベル3の目安以上となっており、これらの改善、回復が十分でなければ、まん延防止等重点措置期間の延長を国に要請せざるを得ないと考えております」
県によりますと1月20日新たに10歳未満から90歳以上まで1309人の感染が確認され1月の感染者数が2万1149人となりました。猛威を振い続けるオミクロン株の感染拡大は当初感染が広がった20代だけにとどまらなくなっています。
県は潜伏期間が短いオミクロン株の対策として高齢者や子どもとの接触が避けられない場合には家の中でもマスクを着用したうえで食事も別々にして共用の部分は常に消毒をするなど緊張した状態で過ごすことが必要だと訴えました。
玉城知事「小児、高齢者を含めた全世代へと拡散し始めています。症状が軽く済む可能性が高いからといって決して油断せず、周囲の人に感染を広げないよう協力をよろしくお願いします」
水際対策を強化するため国は県内の空港を発着する空の便の利用する人で希望者を対象にした無料のPCR検査が1月20日から始まっています。
また、県は入院待機ステーションや宿泊療養の施設の体制を強化して感染爆発に対応していく考えです。1月末までの期限で沖縄に出されているまん延防止措置を延長するかどうか県は週末の状況を見て検討を進める方針です。