再び感染急拡大の局面を迎えたことから医療現場のひっ迫具合を把握するための緊急の会合が開かれました。
県医師会は救急外来を受け持つ県立病院や市立病院などの医師を集めて感染急拡大に対応する現場の状況について聞き取りました。
医師や看護師が感染したり濃厚接触者になったりして休業が相次ぐ状況があり「救急医療を止めさせないため、ほかの病棟からスタッフを投入している」など現場のひっ迫具合を訴える意見が出ました。
県医師会・安里哲好会長「風邪症状のみの軽症で救急病院を受診しないで下さい身近な診療所へ」県医師会では新型コロナの検査を受けようと夜間や休日に救急外来を受診することをなるべく控えて市販の抗原検査を使うか民間の検査センターを受検するよう県民に呼びかけるとともに発熱外来を実施している医療機関に対応人数を拡充することなどを各地区の医師会に求めています。
救急外来のひっ迫を緩和させるため県医師会は、7月17日と7月18日の2日間、ドライブスルーで抗原検査を行う休日・夜間の「発熱コロナ検査相談センター」を県医師会館周辺の施設に設けます。時間は午後6時から9時までです。