企業で働きたいと希望している障がいのある人を対象にした職業体験イベントが宜野湾市で開かれました。
このイベントは、ヤマト福祉財団が障がいのある人を対象にこれからの将来設計に役立ててほしいと開催したものです。そのうち実際の仕事体験ができるブースでは、障がい者を受け入れている企業や事業所8団体が、飲食店での接客や介護現場でのベットメイキングの方法などを伝えました。
慣れない作業に戸惑いながらも、参加者は自分のペースでしっかりと作業をやり遂げ、自分にあった仕事ややりたい職業について考えている様子でした。参加者は「実際に仕事の作業や(機器の)操作が体験出来て良かったです」と話しました。
ヤマト福祉財団・山内雅喜理事長は「実体験ができるのが非常にいいのかなと感じました。みなさんの生き生きした顔がうれしかったですね。まだまだいろんなアイデアを出しながら沖縄の地元の方と一緒にやっていけたらと思います」と述べました。
また県内の18社による合同企業説明会も実施され、担当者が働く魅力などを発信したということです。