琉球大学医学部付属病院に大規模災害に対応する「救急災害医療棟」が設置され、外来患者の受け入れが5日から始まりました。
琉大病院救急部では、これまで患者を受け入れるスペースが限られていたため、大規模災害時などの対応が課題でした。
今回設置された救急災害医療棟は、これまでのおよそ3倍の広さで、重症患者を治療する処置室の広さを倍にしたほか、重い火傷を負った患者のための治療室なども備えています。
2015年4月には衛星を使った通信システムも導入。大規模災害時に現場で救命活動を行う、災害医療チームの拠点をめざす方針です。