避難所生活での災害関連死を予防するため、リハビリテーションの専門チーム「沖縄JRAT」の第一陣が27日に石川県に向けて出発しました。
「JRAT」は、災害による不慣れな環境で身体や認知機能が低下するのを防ごうと、リハビリテーションの観点から被災者を支援する団体です。
派遣は石川JRATの要請を受けたもので、沖縄リハビリテーションセンター病院や大浜第一病院、中頭病院の医師や理学療法士など4人が出発しました。
沖縄JRAT事務局・名嘉太郎さん「現場でも可能な限り早く石川の医療体制が整うような支援ができるよう我々JRATも少し一助となればと思って活動をさせてもらいます」
派遣メンバーは28日から3日間、七尾市や輪島市などで災害支援団体と連携を取りながら、おもに避難所の被災者を対象に筋力や認知機能を維持するためのリハビリに取り組み、生活不活発病や災害関連死の予防に努めるということです。2月には第二陣が被災地に派遣される予定です。