インフルエンザの流行がなかなか収まりません。感染への注意を呼びかける「警報」が4週連続で継続となり、沖縄県が予防策の徹底を呼びかけています。体調に気をつけて過ごすようにしましょう。
沖縄県によりますと2月11日までの1週間に県内54カ所の定点医療機関で確認された患者は1604人にのぼっています。
定点あたり29・70人となっていて前の週からおよそ3割減少しましたが依然として警報の基準を超えているため「インフルエンザ警報」が4週連続で継続されています。
インフルエンザの患者を年齢別に見ると5歳から9歳までが34・9%を占めて最も多く、次いで10歳から14歳までが22・9%などとなっていて子どもを中心に流行しています。ウイルスの型別割合は「B型」が多く全体の8割近くを占めています。
インフルエンザの感染拡大によって2月5日から2月9日まで5日間に県内の小・中・高校では「学年閉鎖」と「学級閉鎖」が計39カ所にのぼっています。
県が手洗いやマスクの着用、予防接種を受けるなど対策の徹底を呼びかけています。