進行する難病と闘いながら車イスで沖縄本島1周を成し遂げた女性が今回、大きな変化を遂げて沖縄を訪れました。
田中文さん、筋肉や関節が次第にかたまり、体の自由を奪っていく原因不明の難病、「固定ジストニア」を患っていて2012年まで歩けない体だと言われていました。
4年前に1日1日を大切に生きたいという思いから車イスで沖縄本島1周に挑み510キロを走破。実は田中さん、沖縄での挑戦のあともトレーニングを重ね2012年、杖を使って歩けるようになり、今回は、その報告のために沖縄に来ました。
1日再開したのは本島1周のスタートとゴールをともにした幸地柚紀くん、田中さんの魅力に惹かれてボランティアに加わった1人です。スタート地点となった運動公園を散歩しました。
柚紀くんお母さんは「新聞にボランティア募集の記事が載ってたんですよ。その記事を見て、何らかの形でお手伝いが出来たらなっていうのがきっかけですね」と話していました。
また田中文さんは「ありとあらゆるところで水を持ってきてもらったり、食べ物を補給してくれたりすごい助かりました」と話します。
田中さんは本島1周の口火を切った8月1日をスタートの日と位置づけ今後の意気込みを語りました。田中文さんは「みんなと一緒に歩きたいですね」「チャレンジっていったら沖縄本島一周かなって思うんですけどね」と話しています。