那覇市は、認知症などで行方不明になる高齢者を早期に発見するため、20日に小禄地区を管轄する豊見城警察署と協定を締結しました。
那覇市は2017年4月から、認知症などで道に迷う不安がある高齢者に本人の同意を得て、氏名と住所、連絡先を事前に登録した「SOSリング」を無料配布していて、これまでに120人が登録しています。
締結式では、城間那覇市長と豊見城警察署の仲村署長がリングを活用するための協定書にサインしました。
「リング」は夜でも目立つ蛍光の白色で、手首に装着してもらい、道に迷った場合などにすぐに連絡先がわかる仕組みになっています。
那覇署管内では、これまでに3件の活用事例があるということです。