高齢化が進むにつれ、看取り先の確保が問題となる中、過ごし慣れた施設で看取ることを考える勉強会が7日、沖縄市で開かれました。
沖縄市の介護施設が開いた勉強会には、医療や介護の現場で働く人などおよそ70人が参加しました。
講演で高山義浩医師は、県の地域医療構想によって2025年までに長期にわたる療養が必要な患者のための病床が500床以上減らされるとして、今後、病院ではなく介護施設で看取る態勢を整える必要性があると話しました。
また、看取る側の悲しみをどのようにケアしていくか考えるワークショップも開かれ、参加者は互いの実体験を話しながらその方法を探りました。