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口に筆くわえて描く男性の水彩画の個展が始まる

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口に筆くわえて描く男性の水彩画の個展が始まる

2月1日から始まった絵画展の話題です。

全身まひの障害を負いながらも水彩画を描き続ける男性がいます。手足が使えない男性は口に筆をくわえました。

鮮やかな青空に緑が映える名護のシンボル「ヒンプンガジュマル」や名護で地元の味が堪能できる「ひがし食堂」が繊細なタッチと絶妙な色使いで表現されています。

個展を開いた名護市出身の鉢嶺克治さん(46)は「ここまで絵を描くこととかいろいろなものに挑戦できて個展までできたことに感謝して、多くの人にこれ(感謝)を伝えたいという気持ちで」と話しました。

鉢嶺さんは20歳の時に交通事故で頸椎を損傷。全身にまひが残り、介護を必要としていますが、家族の助けなどを得て、10年前から独学で筆を口にくわえて水彩画を始めました。

鉢嶺さんは「(水彩画を)長く続けて、少しでも上達してみなさんに喜んでいただければうれしい」と話しました。

風景だけでなく、花や動物など、様々なものを題材に水彩画に挑戦し続けている鉢嶺さんの水彩画の個展は4日までです。


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