感染が拡大しているはしか。抵抗力の弱い子どもの感染を防ぐため、生後6カ月以上、1歳に満たない子どもの予防接種を進める動きが広がっています。
県内でこれまでに確認されているはしかの感染者数は26人に増加しています。はしかの感染を防ぐには混合ワクチンによる予防接種が最も有効ですが、公費で受けることができる定期接種の対象は、1歳児と小学校入学まで1年以内の幼児とされています。
しかし県では、流行が深刻なレベルになっているため、生後6カ月以上、1歳に満たない乳児でも予防接種を受けられるよう公費負担することを決め、4月6日から各自治体への周知を進めています。
助成措置の対象となる子どもは県内におよそ8500人。ワクチンの在庫は確保されているということです。対象者への予防接種は7日は石垣市で始まり、また那覇市では3月31日以降に予防接種を行った乳児にもさかのぼって還付されるということで、詳しい手続きは各自治体の保健所に問い合わせてください。