医師や看護師など多忙な医療現場で働く職員たちの子育てを支援しようと県立中部病院の敷地内に保育園が開園しました。
駐車場の一角に新築されたおひさま保育園。看護師の85パーセント医師の17パーセントを女性が占めている中、女性はもとより、男性も含めた子育て世代の職員の育児支援につなげようと設置されました。
保育時間は午前7時から午後8時までで医師や看護師の深夜勤務に対応するため週に1日は24時間保育を実施します。
子どものいる医師は「仕事場と凄く近いので、何かあったらすぐに5分で子どもの顔を見に来られるのでその点では院内に保育園があるのは安心できます」と話し、看護師は「朝早くて、夜遅いので、こちらは朝早く、夜遅くまで預かってくれるので、時間外というのを考えると、なかなか探すのが大変だったので良かったです」と話しています。
中部病院の松本院長は「やむなく仕事を辞めざるをえない、子育てに専念するしかないという状況の方もいらっしゃるわけですよ。病院の中でサポートできれば、一番良いと思います。看護師の定着にもつながっていくと思います」と話します。
5日は南部医療センターにも保育園が開園する予定です。