新型コロナの警戒レベルが「感染まん延期」に引き上げられ、緊急事態宣言が延長された県内。14日新たに、106人の感染者が確認されました。2つの病院で救急外来を止めるなど医療態勢がひっ迫しています。
県によると、14日新たに、感染が確認されたのは10歳未満から80代の男女106人です。1日あたりの感染者数が100人を超えたのは、これまでで最も多かった8月9日以来でこれまでで2番目に多くなっています。
米軍施設では嘉手納基地で4人、キャンプハンセンで5人と9人の感染が確認されています。
また県は新型コロナに感染し、入院していた那覇市在住の患者1人が13日にくなったと発表しました。性別や年齢は明らかにされていません。県内で新型コロナの感染者で亡くなった人は11人となりました。
県内では2月14日に初めて感染者が確認されてから14日で半年。これまでの感染者数は1510人、米軍施設の感染者は332人となっています。
県内の感染者のうち295人が入院中で重症が17人、酸素投与が必要な中等症の患者が89人います。感染者の急増で医療提供体制への影響が深刻になっていて、病床占有率は82.4%、重症患者用の病床使用率も60.7%に上っています。