重い障害のある人たちを地域で支える社会を目指そうというセミナーが25日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれています。
このセミナーは、障害のある人はもとより毎日24時間体制で介護する家族たちを理解し支えていこうと、重度障害者の在宅支援をしている一般社団法人「Kukuru」(くくる)が企画したものです。
セミナーでは、先進的な取り組みをしている「島田療育センターはちおうじ」の小沢浩所長が講演し、重い障害のある子どもたちがひたむきにリハビリに励む様子や周りの人たちとの交流の際に見せた笑顔などが紹介されました。
Kukuru・鈴木恵代表理事「家族を支えることがイコール当事者の人たちの生活をより良くすることだと思っていますので、家族を支えるためにどうすれば良いのかということを考えていきたいと思っています」
午後は、呼吸介助の方法や食事などについて演習が行われます。