耳や言葉に障害を持つ人が外出先で緊急に電話をかけるときに周囲の人に頼むことができる「電話お願い手帳」が17日、県社会福祉協議会に贈られました。
「電話お願い手帳」は耳や言葉に障害を持つ人が緊急連絡が必要になった場合、周囲の人などに助けを求めることが出来る手帳でNTTが作成し33年前から全国の社会福祉協議会に贈呈しています。
NTT西日本の岩田智沖縄支店長は手帳の贈呈に際し「何かあってもこの手帳があれば大丈夫と心のよりどころにして頂けると嬉しい」
県社会福祉協議会の新垣雄久会長は「まだ手帳を知らない方も多いですので、各市町村の社協でそういう方々にも利用して頂くように、務めていきたいと思っている」と話していました。
社協では、手帳の存在を理解し緊急の場合にはぜひ協力してほしいと話しています。