新型コロナウイルスの感染拡大で、医療現場でも休職者が相次ぐなど医療が逼迫している状況を受け県医師会は29日、会見を開き、体調不良時に外出を控えるなど感染防止対策を県民に呼びかけました。
県医師会の安里会長は「改めて新型コロナの急増を抑え込む必要があります」と訴えます。
会見で県医師会の安里会長は565人の医療従事者がコロナ感染などで休職していることや、救急搬送でも受け入れ先の病院が見つからず、11回の調整を強いられた例もあったことなどを挙げ、医療のひっ迫を訴えました。
その上で、安里会長はコロナ発病後に最低10日はマスクを着用することや、職場内でコロナ感染があった場合、職場全員でマスクを付けることなどを県民に呼びかけました。