地域全体で切れ目なく必要な医療が適切に提供される体制の構築を目的とした2024年度スタートの県医療計画が県に答申されました。
県医療審議会安里哲好会長は「医療提供体制の充実強化のため第8次沖縄県医療計画に基づき課題の解決や施策の推進努めていただくようお願い申し上げます」と述べました。
医療計画は地域全体で医療を効率的に提供する体制の確保を目的に立てられたものです。今回の答申されたのは2024年度から6年間の「第8次県医療計画」で諮問を受けた県医療審議会の安里会長から玉城知事へ手渡されました。
第8次計画では適正な病床数の配置を促進することや患者数が多いとされるがん・脳卒中など5つの疾病と救急・災害などの医療機関の連携。医療従事者の確保や養成など県の医療提供体制について目指す方向性などが定められています。
玉城知事は「県民が住み慣れた地域で安心して暮らせる必要な医療体制の構築に取り組む」と述べ引続き協力を求めました。
また県は、2024年度から子ども生活福祉部が管轄していた高齢者施設の施策を保健医療介護部に移管させ医療と介護を一体的に進めていく方針です。