はしかや風しんについて正しい知識を知ってもらおうと19日、那覇市で予防接種を呼びかけるイベントが行われました。
はしかや風しんは、感染力が強く初期の妊婦が感染すると生まれてくるこどもに重度の障害が現れる可能性があります。
きょう行われたセレモニーで県保健医療介護部の糸数公部長は最近、海外ではしかが流行していることに触れ「ワクチン接種率の低い沖縄でも今後、流行する可能性が懸念されている、はしか・風しんゼロを目指して正しい知識を普及啓発していきましょう」とあいさつしました。
このあと、各市町村から集まった医療関係者など、およそ60人が国際通りでパレードし、道行く人にチラシを配りながらはしかや風しんの感染を事前に予防することができるMRワクチンの接種を呼びかけました。
2022年度の県内のMRワクチンの接種率は89.1%と全国ワーストだということです。