県内で結核の集団感染が発生し、50代の男性1人が死亡したことがわかりました。
県によりますと、死亡したのは50代の男性で、2017年1月ごろから咳の症状がありましたが、医療機関の受診が遅れ、8月に体調が悪化して救急搬送された際に結核感染が判明し、その後死亡しました。
最初に結核患者として登録されていたのは死亡した男性の職場の同僚で、2017年1月に肺結核と診断され入院し、現在は退院しているということです。結核感染はこの男性の家族や同僚、知人ら合わせて10人に広がったことが確認され、亡くなった男性以外の4人はいずれも退院しています。
県では、2週間以上せきやたんが続く場合、早めに病院を受診するよう呼びかけています。