貧困世帯の子どもの居場所と学生ボランティアをつなぐ事業の報告会が22日に那覇市で開かれました。
「子どもの居場所学生ボランティアセンター」は国が進める事業の一環として昨年度設置されたもので、県内各地にある無料塾などの施設とボランティアをしたい学生とを結ぶものです。
報告会では、今年度、9つの大学から114人の学生ボランティアをこども食堂や無料塾などに派遣したことや、子どもたちと触れ合う中で学生が感じたやりがいなどが報告されました。
現在、県内にある子どもの居場所は127カ所と昨年度より5カ所増えていて、支援が必要な子どもを適切に把握することやボランティアの確保などが課題となっています。